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2026年2月11日設備・什器

店舗で使うネット通販品の注意点|安さの裏に潜むリスクとは?

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店舗で使うネット通販品の注意点|安さの裏に潜むリスクとは?

はじめに

店舗の開業準備や改装の際、設備や什器をネット通販で購入するオーナー様が増えています。確かに、ネット通販は実店舗よりも安い価格で商品が手に入ることが多く、コスト削減の強い味方です。

しかし、「安いから」という理由だけでネット通販品を選ぶと、思わぬトラブルに見舞われることがあります。この記事では、R.roomが現場で実際に遭遇したケースも交えながら、店舗で使うネット通販品の注意点を解説します。

ネット通販品でよくあるトラブル

サイズ・寸法の違い

ネット通販で最も多いトラブルの一つが、サイズの相違です。商品写真だけでは実際の大きさが分かりにくく、届いてみたら「思っていたより大きい(小さい)」というケースが頻発します。

特に店舗用の什器や家具は、設置スペースとの兼ね合いが重要です。数センチの誤差が動線を妨げたり、見た目のバランスを崩したりすることがあります。

品質・耐久性の問題

業務用として毎日使用する設備や什器には、家庭用以上の耐久性が求められます。ネット通販で安価な商品を購入した場合、以下のような問題が起こりがちです。

  • 数ヶ月で塗装が剥がれる
  • 溶接部分が弱く、ぐらつきが出る
  • 素材が薄く、重いものを載せると変形する

設置・施工の問題

ネットで購入した設備を現場に搬入・設置する際にも、問題が発生することがあります。

  • 搬入経路(エレベーター、階段、ドアの幅)を通らない
  • 設置に専門的な工事が必要だが、購入先では対応してもらえない
  • 取扱説明書が外国語のみで、正しい設置方法が分からない

保証・アフターサービスの不備

実店舗や専門業者から購入した場合は、故障時の修理や交換がスムーズに行えますが、ネット通販品では以下のリスクがあります。

  • 保証期間が短い、または保証がない
  • 故障時の問い合わせ先が不明確
  • 部品の取り寄せに時間がかかる

ネット通販で購入しても問題ないもの

すべてのネット通販品が危険というわけではありません。以下のようなものは、ネット通販での購入に適しています。

  • 消耗品: ペーパータオル、洗剤、ゴミ袋など
  • 小物・装飾品: 花瓶、フォトフレーム、観葉植物の鉢など
  • 規格品: 電球、蛍光灯、電池など規格が決まっているもの
  • ブランド指定品: メーカーと型番が明確な商品

プロに相談すべき設備・什器

一方、以下のような設備・什器は、専門業者を通じて購入・設置することを強くお勧めします。

  • 厨房設備: 冷蔵庫、製氷機、食洗機、コンロなど
  • 美容機器: シャンプー台、パーマ機器、スチーマーなど
  • 空調設備: 業務用エアコン、換気扇、ダクトなど
  • 照明器具: 埋め込み型ダウンライト、間接照明など配線工事が必要なもの
  • 大型什器: カウンター、造作家具、大型棚など

これらは設置工事を含めた一括発注が、結果的にコストパフォーマンスが高くなることが多いです。

賢いネット通販の活用法

事前に実物を確認する

可能であれば、ショールームや展示会で実物を確認してからネットで注文するのが理想的です。

レビューを慎重に読む

「業務用として使用」しているレビューを重点的にチェックしましょう。家庭用としてのレビューは参考になりにくい場合があります。

返品・交換条件を確認する

購入前に必ず返品・交換のポリシーを確認してください。大型商品の場合、返送料だけで数万円かかることもあります。

施工業者に相談してから購入する

R.roomでは、オーナー様が「この商品をネットで買いたいのですが」というご相談にも対応しています。商品の品質や設置の可否、サイズの適合性などをプロの目で判断し、アドバイスいたします。

まとめ

ネット通販は賢く使えばコスト削減の強い味方ですが、店舗用の設備・什器については慎重な判断が必要です。「安さ」だけでなく、品質・耐久性・設置の容易さ・保証内容を総合的に判断しましょう。迷った時は、R.roomにお気軽にご相談ください。現場を知るプロの視点で、最適なアドバイスをいたします。