ブログ一覧に戻る
2026年2月11日DIY

店舗工事でDIYできる範囲はどこまで?プロに任せるべきポイントを解説

DIY店舗工事コスト削減塗装内装
店舗工事でDIYできる範囲はどこまで?プロに任せるべきポイントを解説

はじめに

店舗の開業費用を少しでも抑えたいと考えるオーナー様にとって、「自分でできる部分はDIYしたい」という気持ちは自然なことです。実際に、内装工事の一部をDIYで行うことで、数十万円単位のコスト削減が可能になるケースもあります。

しかし、店舗工事には「DIYで問題ない部分」と「絶対にプロに任せるべき部分」があります。この境界線を誤ると、かえって費用がかさんだり、法律違反になったり、最悪の場合は事故につながる危険性もあります。

この記事では、R.roomの「絶対現場主義」の経験から、店舗工事におけるDIYの適切な範囲と注意点を解説します。

DIYで対応できる工事

壁の塗装

壁の塗装は、DIYで最も取り組みやすい工事の一つです。ホームセンターで手に入る水性塗料を使えば、初心者でも比較的きれいに仕上げることができます。

ポイント

  • 養生(マスキングテープやビニールシートでの保護)を丁寧に行う
  • 下地処理(パテ埋め、サンディング)を省略しない
  • 2度塗りで均一な仕上がりを目指す

棚やディスプレイの取り付け

商品棚やディスプレイ棚の設置も、DIYで対応しやすい作業です。ただし、壁の材質によってはアンカーの種類を変える必要があります。

床材の施工(一部)

クッションフロアやフロアタイルなど、接着剤で貼るタイプの床材は、DIYでの施工が比較的容易です。ただし、下地の状態が悪い場合は仕上がりに大きく影響するため、下地処理はプロに相談することをお勧めします。

家具の組み立て・配置

テーブルや椅子、カウンターなどの家具の組み立てと配置は、もちろんDIYで対応できます。

プロに任せるべき工事

電気工事(資格必須)

電気工事は「電気工事士」の資格が必要です。無資格で行うと電気工事士法違反となり、罰則の対象になります。コンセントの増設、照明器具の配線工事、分電盤の工事などは必ずプロに依頼してください。

給排水工事

水道の配管工事は、漏水や衛生上の問題に直結するため、必ず専門業者に依頼してください。特に飲食店の厨房や美容室のシャンプー台周りは、適切な勾配や防水処理が不可欠です。

ガス工事(資格必須)

ガス工事は「ガス消費機器設置工事監督者」などの資格が必要です。ガス漏れは爆発事故につながる極めて危険な問題であり、絶対にDIYで行ってはいけません。

防火・消防設備工事

火災報知器やスプリンクラーの設置は、消防法に基づく専門工事です。消防署の検査に合格しなければ営業許可が下りません。

構造に関わる工事

壁の撤去や開口部の新設など、建物の構造に影響する工事は、建築士の判断が必要です。耐震性に関わるため、絶対にDIYで行わないでください。

DIYとプロの上手な組み合わせ方

最もコストパフォーマンスが高いのは、DIYとプロの工事を上手に組み合わせる方法です。

  1. まずプロに全体の設計・計画を依頼する: 全体像を把握した上で、DIY可能な部分を相談
  2. 資格が必要な工事はすべてプロに任せる: 電気・ガス・給排水は必ず専門業者へ
  3. 仕上げの一部をDIYで行う: 塗装、棚の取り付け、家具の配置など
  4. スケジュールを調整する: プロの工事とDIY作業が干渉しないよう計画

R.roomでは、オーナー様がDIYで参加したいというご要望にも柔軟に対応しています。「ここは自分でやりたい」というご希望があれば、安全に作業できるようアドバイスいたします。

まとめ

店舗工事のDIYは、適切な範囲で行えばコスト削減の有効な手段です。ただし、資格が必要な工事や安全に関わる工事は、必ずプロに任せてください。R.roomにご相談いただければ、DIYとプロの工事の最適なバランスをご提案いたします。